大阪城公園で毎年開催されている大フィルの野外コンサート
に行きました
ライトアップされたお城と星(夜)空を眺めながら芝生にシートを
敷いて飲食もおしゃべりもokレジャー気分で楽しめる演奏会です。
子供もたくさん聴きに行くとのことでチビ演奏会デビューさせました。
今回伴奏をしている私の生徒でもあるバイオリンの男の子がなんと
ソリストに選ばれ出演することになったのでそれが本当の目的です。
会場はたくさんの人で賑わっていました
あとで聞くとなんとなんと1万人以上の来場者があったそうです@@
クラシックでは考えられない数の人です!
お母さんが大ブース?席を確保してくれているとのことで探しますが、、
このなかで探すのは無謀;
とりあえず前の方へ進みきょときょろしていたらバイオリンのI先生発見。
あんな人混みの中でもお美しくて一人だけオーラが違うのですぐにわかり
ました.そして緊張する先生席にチビ連れて座ってしまいました。。
なんとか始めの30分くらいはおとなしく聴いて?いましたが
だんだんお腹も空いてきて途中で「ぎゃ〜」慌てて夫に連れ出してもらい
私だけのこってメインを聴きました。
チビは周りで走り回って大喜び^^;とほほまだ早かったですねえ
さあ出てきました。ちょっと歩き方がぎこちないボクです^^;
曲は名曲メンデルスゾーンバイオリン協奏曲1楽章。通称メンコン。
今回他の本番が重なって伴奏を引き受けてあげられなかったので
初めて聴く彼のメンコン。登場から大丈夫か?私まで緊張しましたが
いやはやプロオケをバックに堂々とした演奏をしていました。
小さなバイオリニストが立派な演奏をしたものですからあちこちから
「ブラボ〜!!」拍手もなかなか鳴り止みません。彼の成長にもう一人
の先生は涙ぐんでおられました.私も目頭が熱くなりました。
最後は関西で有名な高校大学の吹奏楽部のブラス演奏も加わり
大砲が登場するド派手なチャイコフスキー1812年。
あんなに大勢のブラスの音を間近で聴いたのは初めて、そのもの凄い迫力に
圧倒されました。。もう会場はひーとあっぷ「ブラボ〜!!」
あれだけ多くの観衆が人気のない(悲;)クラシックを聴きに集り
熱狂し、幸せそうな顔をして帰る姿を見て本当に嬉しかった;
改めて音楽の力を感じた夜でした。
今大阪は独裁政治?によって音楽だけでなく芸術全体が危機的状況に
あります。毎年市長が参加されていたそうですが、今年は新市長になり
来られなかったそうです。。。
こんな状況の中でもこうして頑張って活動するひとたち応援するひとたち
のあつい気持ちがいつか「あの方」の心に響く日が来て欲しいと願います。
これはきっと大阪だけの問題ではないでしょうね。。
音楽家のはしくれ、いや愛好家としても微力でも私は私に出来る活動を
しなければいけないとつよく感じました
まだまだピアノを習う子供はたくさんいます。まずはその子供たちが
アニメやアイドルの歌を聴く様に気軽にクラシックを聴いてもらえる
ようになればいいなあと思います。。
メンコン1楽章
ユリア フィッシャー 美人バイオリニストでピアニストでもある人です。
天はニ物も三物もこのひとに与えたんですねえ。